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結論から

VRchatを始めて6ヶ月
僕の中の「女」的な部分が徐々に育って
あっという間にメスになりました。
最初は軽い気持ちでアバターを
”着用”していたんです。
そう、あくまでも”アバターを着る”
という感覚でした。
しかし不思議なもので徐々に
アバター(肉体)に心が引っ張られて話し方や仕草がより可愛くなっていきました。
もともとリアルで女装していた時期もあって無意識に素質を持っていたんだと思います。
ただ、こんなにも自己認識が変わるとは思ってなかったので驚いています。
他にも僕と同じような人がいるのか調べてみると
どうやらVRChatにはメス堕ちというものが文化レベルで浸透しているようです。
ここからは僕自身の体験と
先輩諸氏の意見をお借りしつつ
まとめていきます。
VRChatにおける
「メス堕ち」現象とは?

VRChatの世界では
男性ユーザーが女性アバターを使うことで
しぐさや言動が女性らしく変化していく「メス堕ち」と呼ばれる現象。
どうやら心理的・社会的な現象らしく
研究対象にもなっているそうです。
(”プロテウス効果”で検索してみると色々と出てきます)
どうやって「メス堕ち」したのか?

VRChatを始めてから
「撫で撫でマッチング」を知り
そこで綺麗なお姉さんや可愛い女の子に
たくさん撫でてもらいました。
いつのまにか僕も撫でる側になりました。
もちろん女性アバターを使っています。
人を撫でるようになってから
沢山の人に喜んでもらって
もっともっと喜んでもらいたいという欲求から
撫でることだけじゃなく
仕草や話し方も気をつけるようになりました
気がついたときには
アバターが自分と一体化するような感覚があって
女として扱われることに妙な高揚感もありました。
なぜこのようなことが起きたのか
下記にまとめてみました。
- 心理的な影響
- 「かわいい」と言われることで自己肯定感が高まる
- アバターと自分を同一視することで自然と女性的な動きをする(プロテウス効果)
- VRの没入感により新しい自分に気づけた
- 行動の変化
- より可愛らしいアバターになろうとする
- 声を女性的に変える努力をする
- 女性らしい仕草を意識する
- VRChat文化の影響
- 男性が「かわいいアバター」を使って歓迎される環境
- 「メス堕ち」というものが当たり前になっている(特別視するほど珍しいものではない)
男性は男らしさに縛られやすい?

あくまで僕の観測範囲内ではありますが
日本に住んでいて
男性が男らしさの枠を
はみ出すことの難易度と
女性が女らしさの枠を
はみ出すことの難易度は
圧倒的に男性のほうが難しいと思います。
もっと身近な例を挙げましょう。
服装ではどうでしょうか
女性が男装的な格好をしていても注目まではしないと思います。
ただ男性が女装をしていると
少し気にはなりませんか?
お前の主観だろと言われれば
その通りですが…。
ともかくある一定の要件
(強さ・威厳・合理性 etc…)がないと
社会的に受け入れにくいというのが
男性の姿なのではないかと思うんです。
僕の中にある変身願望

今更ながら僕の人生を振り返ってみると
女装したり、男性と付き合ったり
リアルでもやりたいことやってた節はあります。
けど男性として生きるのを辞めたとか
そういうことではなく
あくまでも男性としての軸を持った状態で
たまには魔法をかけて変身してみたいよねっていうだけなんです。
VRChatは男女問わず
性別に悩まなくていい世界?

VRChatでは男性が女性アバターを
使うことに何ら疑問もなく
受け入れられています。
これは今までのネットやゲームなどが
土壌にあったからというもの
あるかもしれません。
少なくもリアルよりも
「男性らしさ」という側面が
薄れていくような体感があります。
この体感が合っているのか
間違っているのか
今はまだわからないけど
VRChatが僕の人生を変えてくれるかもしれないってちょっと期待しています。
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