
この記事を書いている段階ではXSOoverlayについて詳細に書いてある資料がなかったのでまとめました。
※Quest3で検証しています
XSOverlayとは
VR空間にいながらデスクトップ画面を表示することのできるツール。
XSOverlayの基本的な操作方法と機能紹介
・コントローラーの操作方法(マウスエミュレート版)
左クリック | 人差し指のトリガー”だけ” |
右クリック | XボタンまたはAボタンを”触りながら”人差し指のトリガー |
中クリック | YボタンまたはBボタンを”触りながら”人差し指のトリガー |
画面の移動配置 | 移動したい画面にポインターを向けて中指のトリガーを長押し |
・オーバーレイ機能(PC画面表示)の設定項目

ピン留め | レイアウトモード(時計の隣にあるレイヤーが重なっているアイコン)を閉じても オーバーレイを隠さず残してくれる |
自動的に隠す | 視線を外すと消える |
ロック | ウィンドウを固定する |
入力をブロック | マウスが使えるようになる。ブロックしないとポインターが優先されてマウスで移動できなくなる |
手首についてるメニュー項目

手首のメニュー表示一覧
・オーバーレイ(画面追加)
新規でPC画面を追加することができる
・スペースの中心を再設定
自分の向いている方向に画面やキーボードを一括で移動させる機能。
・キーボード
仮想キーボードが使えるようになる。

半角/全角キーで言語の入力切り替え可能。

歯車マークからキーボードやタイピング音などを変更できる。
歯車マーク | タイピング音やキーボードレイアウトなどの設定 |
ピンマーク | キーボード削除ボタンを押しても消えないようにする |
南京錠マーク | キーボードを固定する |
・グリッド
現在表示されている画面を並べる
・レイアウト
オーバーレイ(PC画面)の並びを記録し呼び出せる機能(プリセット機能)
・メディアプレイヤー
動画・音楽などのメディアの再生・停止・スキップなどが可能
・システムパフォーマンス
PCにどのくらいの負荷がかかっているのか把握できる
XSOverlayの個人的おすすめ設定
・言語設定の切り替え
デフォルトは英語表記なので日本語に変えたい人は少し注意が必要。
→言語切替タブが反応せず言語設定を切り替えられなかった場合は応急処置として下記のような対応をすると良い。
XSOverlayで日本語化できない問題の応急対処法 | なたで日記
・利き手の切り替え&マウスの入力方式
手首のメニューを左右どちらで見るか変更。
腕時計をつける感覚で決めるのがおすすめ。
マウスの入力方式はマウスエミュレートが個人的おすすめ。

・スケーリングジェスチャーを反転
押したら遠くに行く引き寄せたら近くに来るようにする。
好みにもよるがこちらのほうが直感的のためおすすめ。
ちなみに画面の拡縮は人差し指と中指のトリガーを押した状態で押したり引いたりする。

・日付の形式を変更
デフォルトでは日・月・年の順になっていて日本語では読みづらいので年・月・日に変更を推奨。
・バッテリー表示の変更
バッテリーウィジェットの項目はすべてONと文字の大きさMAX
バッテリー残量の視認性は大切なので大きくするほうが良い。
・メディアコントロールは常に表示
動画などのメディアが再生されているときは自動で表示してくれるためONを推奨。

・バックグラウンドアプリへの入力制限
オーバーレイ機能を使用している際にゲームへの入力を受け付けないようにする。
VRChatなどではオーバーレイ(PC画面)とゲーム内オブジェクトなどが重なっているときに
掴む動作を行うと、どちらも掴んでしまうことがあるので
この機能をONにしておくとどちらか一方のみ動かすことができるようになる。

以上。
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